「ゆったり」な店?
2009年12月18日
前回のブログに続いて、今回も
JCN「はっぴる」で今やっている「ゆったりなお店」特集のご紹介。
僕が行って来た2件目のお店は、東京メトロ東西線の妙典駅から
歩いて5分ほどの場所にある「36の季節」
とても雰囲気の良いお店ですよね〜。
ちなみに「36の季節」の名前の由来は、ご主人の料理に対するこだわり。
1カ月を「上旬」「中旬」「下旬」に分けて、10日ずつにメニューを変えているんです。
つまり1年で36種類のメニューが登場するので「36の季節」う〜ん、深い!!
店内に入るとカウンター席の奥に骨董品が飾られて・・・って思うでしょ?
実は、ここも立派な客席。靴を脱いで上がった部屋には
カーペットが敷かれているんですが、ここに置かれている椅子がめっちゃ座りやすい!!
一度座ると、ずっと座っていたくなる不思議な椅子なんです。
これがロケである事を忘れるほど、落ち着ける空間でした・・・。
それでは、そろそろメニューの話に行きますか。
とにかく、こちらはユニークな創作料理が数多くあります。
まずは「五目おやき」
しかもこれ、生地には小麦粉は一切使わず、里芋を使っているんです。
だから一口食べると、少し不思議な「フワトロ」食感。
タレもポン酢風のさっぱり味と、味噌マヨネーズという個性派の2種類。
特に味噌マヨネーズは、味噌の甘みとマヨネーズの酸味が生地との相性バツグンでした。
続いては「とんかつ」という事だったんですが・・・。
出てきたのは、とんかつというよりコロッケ。これが「肉じゃがとんかつ」です。
簡単に言うと、肉じゃがを豚肉で挟んでカラッと揚げたもの。
ジャガイモが大きめになっているんですが、これがビックリするほど甘い。
このホクホク感と衣のサクサク、そしてケチャップソースの懐かしい甘さが
これまた良く合うんです。ビールと合わせたら最高だろうなぁ。
今度は「柳川鍋」。でも、どじょうは入っていません。
入っているのは、手作りの「春菊豆腐」これが本当に美味でした。
驚くほど滑らかな舌触りと、立ち上る春菊の良い香り。
これをとじた卵と大きめに切ったネギのハーモニー。
こちらは日本酒と合わせたくなります(お酒の話ばっかりでスミマセン(笑))
そして、シメのご飯もビックリメニュー。
土鍋のフタを開けると・・・中身はブリの炊き込みご飯。
しかも、梅ととろろのあんかけがたっぷりかかっています。
これを食べる前に混ぜて食べるんです。
口に入れると、とろろがツルツルッと来て、梅の酸味がキュッと来る。
そして間から焼いたブリがフワッと来て、最後に香ばしい炊き込みご飯のお焦げがジワッ。
いったい何層の味が楽しめるんだ!!とツッコミたくなる絶品です。
こんなアイデアメニューを作ったご主人はスゴイ!!
ただ、これらは豊富なメニューの一部に過ぎません。
しかも、手作りのメニューの多さには本当に驚くばかり。
毎晩訪れて杯を傾けるお客さんも多いというのも頷けます。
テレビで取材しておきながら「人に教えたくない」っていう隠れ家的名店です。
このお店でも、番組特典サービスがありますよ。
来週火曜日までに、お店でキーワードを言うと
手羽先の甘辛揚げ(4本)をサービスしてくれます。
その揚げ方に加えて、スパイスが絶品!!
食べた瞬間に「うわっ!!うまっ!!」と大声を上げちゃいました。
是非、番組でキーワードをチェックして、お出かけ下さい!!