今日のニュースは、まさに民主党一色でしたね。

報告が遅くなりましたが、昨日は東京ベイネットワークで

衆議院選挙の開票速報のキャスターをしてきました。

生放送の合間に、マネージャーさんが写真を撮ってくれました。

 

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東京ベイネットワークでの開票速報は、先月の東京都議選に続いて2度目。

ただ、これほどまでに民主党が圧勝するとは・・・と、現場でも

驚きの声が上がっていました。

 

しかも、全国的には大物議員の落選など、

これまでにも増して
注目する点の多かった今回の選挙。

開票速報の仕事が終わって家に帰ってきてからも

各局の選挙特番をはしご・・・気が付いたら朝の4時頃まで見続けていました。

おかげで、今日は1日眠たかった・・・。

 

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それと同時に、番組をやりながら僕がずっと気にかけていたのは投票率。

結局、「郵政選挙」として注目を集めた前回の衆院選を

わずかながら上回りました。しかも、関東では午後からの大雨で

出足が鈍った中での70%近い投票率。これは、大きな意味があると思います。

 

僕は小さい頃から、選挙の日になると妙な高揚感を、いつも感じていました。

これからの日本がどうなるのか、という大きな分岐点。

しかも、自分の1票で意思表示をする事が出来る。

だから、早く選挙権が欲しい、と思っていたのです。

 

しかし、選挙の投票率は一向に伸びない・・・政治への関心が薄くなっているのを

不思議な思いで見ていました。そして、時は経って今回の「政権交代」選挙。

有権者の関心も大いに高まって・・・でも70%??という風にも思えます。

皆さんは、どんな気持ちで1票を投じましたか??

 

さあ、新しい政権がスタートします。

今回の民主党の大勝は、何かのきっかけで

「逆のうねり」が起きる危険もはらんでいます。

有権者の期待の強さが、新政権にどれだけの猶予を与えているのか。

 

アメリカのオバマ大統領就任時にも、就任から100日間の「ハネムーン」の間に

目に見える成果を上げないと、期待の分の反発が来る、と言われました。

しかし、成果が出るのに時間のかかる事があるのも、また事実です。

これからの4年間、どのような政治が行なわれるのか、私たちが

時には辛抱して、長い目でしっかり監視していく事が必要なのではないでしょうか。