18時間にも及ぶ「富士・はやぶさ」での旅を終えて降り立った熊本。

駅の横では、着々と九州新幹線の建設工事が行われています。

 

s-0321-1.jpg

 

鉄道の世代交代を感じさせる光景。

そして、熊本駅の構内では、「はやぶさ」の歴史を振り返る

写真展が開かれていました。

 

s-0321-2.jpg

 

また、売店には多くの「はやぶさ・さよなら記念グッズ」が。

お菓子やポスターなどもあるんですが、さすがは九州!!と思ったのは

この「焼酎セット」。しかも、これが飛ぶように売れていました。

僕は瓶の重さが気になって止めましたが(笑)

 

s-0321-3.jpg

 

さて、熊本駅の周りを見学したら、あっという間に熊本の滞在時間は終了!

熊本城でも見てくれば?と言われそうですが、1時間も経たないうちに

反対方向の特急「リレーつばめ」で博多へ。いや〜、鉄っちゃん的な旅だなあ。

 

s-0321-4.jpg

 

九州の特急列車は、他と比べてもオシャレなものが多い。

それは内装・外観どちらにも言える事なんですが、

外国・特にヨーロッパ調の列車が活躍をしています。

上の「リレーつばめ」もそうですが、

それ以上に気になっていたのは博多〜長崎間を走る

「かもめ」号の新型車両、通称「白いつばめ」。

 

今回は長崎方面に足を運ぶ時間が無さそうなので

乗るのを諦めていたんですが、予想外の展開が待っていました。

博多で「リレーつばめ」から乗り換え、小倉まで向かう

特急「ソニック」の車両が、この「白いつばめ」の車両だったんです。

 

s-0321-5.jpg

 

どうですか??新幹線にも負けないようなスマートなデザイン。

写真や映像で見て、一度乗ってみたいと思っていました。

 

実は、博多から小倉を経由して大分方面に向かう「ソニック」にも

このような「かもめ」型車両が使われている事は知っていました。

 

ただ、ソニック型の車両は白い車体に青い線が入っているのに対して、

僕が乗った「ソニック」は、「かもめ」型を示す黄色の線。

つまり、正真正銘の「かもめ」型に乗れたというわけです。

・・・はい、ここまで言うと、かなりマニアックなので、このくらいにします(笑)

 

s-0321-6.jpg

 

この「かもめ」型車両の一番の大きな特徴は、革張りの座席。

重厚感があって、座ったときのゆったり感も群を抜いています。

一応言っておきますが、別に「かもめ」の座席がマッサージチェア、

という事ではありません(笑)。自由席を含め、普通の座席全部が

革張りなんです。こんな列車で仕事に行ける九州のビジネスマンが羨ましい・・・。

 

しかも、この写真を撮った一番前の車両。その最前部の運転席はガラス張りの

広々とした造りになっています。外からの光も充分に入る開放的なデザイン。

他の地域にも、ぜひこんな特急列車が登場して欲しいものです。

で、どこへ向かっているのかって?それは、次回に・・・。