菊乃丞師匠
2008年06月01日
昨日の夜、仕事が終わってから、上野の鈴本演芸場に顔を出してきました。
お目当ては、この看板の下に写っている古今亭菊乃丞師匠。
「落語界のプリンス」と言われ、たくさんのファンを持つ人気の噺家さんです。
実は私、千葉テレビの「浅草お茶の間寄席」という番組のスペシャルで
4年前の大晦日に菊乃丞師匠と一緒に番組をさせてもらった事があるんです。
大晦日から元旦にかけて2部構成で合計5時間15分の生放送。もちろん、
私の経験の中で最長時間の番組ですが、菊乃丞師匠の軽快なお話のおかげで
楽しく進める事が出来ました。
それを機に、私もすっかり菊乃丞師匠のファンになり、師匠からも独演会などの情報を
毎回送ってもらえるようになりました。たぶん、私のように、多くの人に毎回こうして
案内を送っているのでしょうから、噺家さんも本当に日頃のご苦労の多いお仕事だと思います。
そして今回は、鈴本演芸場の夜の部で、締めくくり「主任(トリ)」を11日間にわたって
務められた、というわけで千秋楽に、私も駆け込んできたわけです。
昨日はあいにくの雨にもかかわらず、場内は超満員。立ち見も出るほどの盛況ぶりでした。
しかも昨日は、過去の噺家さんや歌舞伎俳優さんの演技の真似(?)を話に盛り込んでの
まさに、バラエティに富んだ内容でした。今まで何十回と師匠のお噺を聞いてきましたが、
これは初めて。本当に多芸な方なんだな〜と、驚きました。
昨日はお忙しそうだったので、楽屋で一言ご挨拶しただけだったのですが、機会があったら
ブログ用に写真を撮ってもらおうっと。